ところ変われば

当会が支援しているキリマンジャロ山麓テマ村の裁縫教室。1月初めに念願だった寄宿舎が完成し、遠方からの新入生の女の子たちを迎えています。

彼女たちは夕食は自炊なのですが、先日作っていた料理はちょっとキリマンジャロでは見かけない料理(冒頭写真)。彼女たちの出身地はモシ県の東南にあるムワンガ県のパレ地域で、彼女たちはパレ人。

しかしこれはケニアのギゼリ(Githeri)だよなぁと思いつつ、「これなんていう料理?」と聞いてみました。その返事を聞いてまた驚き。「キブル(kiburu)」だと言います。“kiburu”といえばキリマンジャロ山に暮らすチャガ人の伝統料理(かつての主食)ですが、似ても似つかぬ料理だからです(下写真)。

チャガ人のkiburi
チャガ人のkiburi

念のためパレ出身の村人に同じ質問をしてみたら、「これはパレでは正真正銘kiburuだよ」とのこと。

パレのkiburuは豆とメイズ(トウモロコシ)を主体に野菜が加わった、まさにケニアのギゼリ。チャガのkiburuはバナナ(プランテンバナナ)と豆を煮込んだもの。

パレ人はもともとケニアのタイタ地方にルーツを持つ人々が多く、料理もその流れを汲んでいるのかもしれません。一方、名前は主食の位置づけとしてチャガ人のkiburuが充てられたのかもしれません。

もちろんこれは素人の想像に過ぎないので何の根拠もありません。しかし面白いことだと思いました。

これからいろいろな地域から生徒たちがやってくることを考えると、そこでまた彼女たちが調理するいろいろな料理に出会えそうで、ちょっと楽しみです。

ちなみにパレのkiburu、とっても美味しかったです!

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